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6月22日(水)5歳児平和学習

毎年、

6月23日(木) の慰霊の日の前に、

5歳児クラスは平和学習を行います。



今回は、

ゆたか認定こども園の園長であり、

ゆたか福祉会の創設者、

そして理事長でもある


『ママ先生(玉城文子先生)』


をお呼びして、

戦争体験のお話をしていただきました。





ママ先生は、沖縄戦の実際の体験者です。


子どもたちに平和の大切さを伝えるために、

地域の小学校や保育園で

当時の体験談をお話ししてくれています。





「ママ先生がね、小学生の頃に戦争があったんだよ」


とお話が始まると、

真剣な顔つきで耳を傾ける子どもたち。





お腹が空いて困ったこと、


一緒に逃げていたお兄ちゃんと離ればなれになったこと、


アメリカ兵に引き取られてバスに乗ったことなど



戦時中に起こった色々なことを

子どもたちに語って聞かせてくれました。




そして、最後に



「こうやって、ご飯が食べられるのは豊かなことだよ」


「みんなは平和を愛する心を育ててくださいね」



と、伝えてくれました。





子どもたちに感想を聞くと、



「爆弾の話が怖かった」


「ご飯が食べられないのが怖かった」



などと、いろんな気持ちが出てきます。






ママ先生のお話の後には、

『ちいちゃんのかげおくり』という

戦争に関する短いアニメも見ました。





今日、登園してきた子どもたちの口からは、



「昨日(慰霊の日)は

 お空に向かってみんなでウートートーしたよ」



という声も聞こえてきました。




子どもたちにとっては

『戦争=怖い』というイメージがあるかと思いますが、

ただ、戦争の怖さだけを伝えるだけではなく、


今、ご飯が食べられて

大切な家族や友達と一緒にいられるという

平和であることの有り難さを感じて、


そして

これからも平和を願う気持ちも育てられるように、

平和学習を行なっていきたいと思います。




ママ先生、

貴重なお話をありがとうございました!!

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